人工毛植毛のメリットデメリット

植毛の分野では自分の生きた髪を植毛する自毛植毛と、人工毛を植毛する人工毛植毛の二通りの施術があります。特に国内では人工毛の植毛が開発された事から盛んに施術が行なわれているのですが、治療を受けるにあたりどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

人工毛植毛のメリット

まず人工毛を用いた場合のメリットについてですが、自分の髪を採取し移植を行う場合と比較すると移植できる本数に制限が無いことが利点として挙げられます。自毛植毛では現在ある髪の本数はそのままに多い所から少ない所へ移動させるだけですので、移動できる本数には自ずと制限があります。一方で人工毛の場合は髪のトータルの本数を増やすことができますので増やせる量には制限がありません。ご自身の求めるところに応じてしっかりボリュームを出せる事は大きなメリットになります。また自身の髪を移植するわけではないため、髪の長さも始めからお好みの通りに設定することができますので、これまでには無い新しいヘアスタイルにも挑戦できます。

人工毛植毛のデメリット

一方で人工毛を使った場合の問題についてですが、異物を頭皮に埋め込みますので身体が反応するケースがあります。自毛移植であれば自分の身体の一部を移植しますので拒否反応は起こりにくいのですが、一方で人工毛はポリエステルやナイロンなどの合成繊維で造られていますので、身体からすれば異物と判断されるのです。こうした異物が埋め込まれた場合は、体外に押し出そうと身体は反応する事になり、ケースにもよりますが1年間で半数しか残らない事もありますので、そうなれば再び施術を行なう必要があります。

より深刻なデメリット

また人工毛は生きた髪ではありませんので、毛の埋め込まれた部分に汚れが付着してもそれを取り除く機能が備わっていません。通常生きた髪は成長することで自動的に汚れなどを排出するのですが、人工毛の場合は根本で汚れが溜まり細菌が繁殖しやすく、身体の免疫機能の働きもあり腫れたり化膿する恐れもありますので注意が必要です。

自毛植毛病院の選び方